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今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療 均質性肺病変
Pulmonary infiltration with eosinophilia
著者: 山川博生1 鈴木俊介1
所属機関: 1横浜市立大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1357 - P.1359
文献購入ページに移動1)末梢血好酸球増多と肺浸潤影を認めた場合は本疾患を念頭におく.
2)胸部X線上,陰影の特徴は肺野の外側領域を中心にphotographic negative pul-monary edemaと表現される辺縁不整な斑紋状浸潤陰影である.
3)薬剤,真菌・寄生虫感染が原因となるが,原因を特定できない場合が多い.
4)通常予後は良好であるが,時に重篤な呼吸困難が認められることがある.
5)治療としての第一選択薬剤はステロイド剤である.
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