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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻8号

1992年08月発行

文献概要

今月の主題 胸部X線からの肺疾患の診断と治療 均質性肺病変

Pulmonary infiltration with eosinophilia

著者: 山川博生1 鈴木俊介1

所属機関: 1横浜市立大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1357 - P.1359

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ポイント
1)末梢血好酸球増多と肺浸潤影を認めた場合は本疾患を念頭におく.
2)胸部X線上,陰影の特徴は肺野の外側領域を中心にphotographic negative pul-monary edemaと表現される辺縁不整な斑紋状浸潤陰影である.
3)薬剤,真菌・寄生虫感染が原因となるが,原因を特定できない場合が多い.
4)通常予後は良好であるが,時に重篤な呼吸困難が認められることがある.
5)治療としての第一選択薬剤はステロイド剤である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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