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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻9号

1992年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝硬変でみられる病態とその治療の定石

肝硬変でみられる腎の機能異常

著者: 長瀬光昌1 日高寿美1

所属機関: 1帝京大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.1576 - P.1579

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ポイント
1)肝腎症候群は肝硬変に主にみられる機能的な急性腎不全と定義されるが,時に器質的な腎不全(尿細管壊死)に移行する.
臨床症状は腎前性急性腎不全と類似するが,中心静脈圧は正常範囲内にある.
2)肝硬変時の腎の機能的異常として,以上のほか水・電解質異常,酸塩基平衡をみることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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