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今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝硬変でみられる病態とその治療の定石
肝硬変でみられる内分泌・代謝異常
著者: 関根信夫1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院・第4内科
ページ範囲:P.1580 - P.1583
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1)特に非代償性肝硬変の病態においては,二次性アルドステロン症に基づくナトリウムおよび水分の貯留や,電解質異常をきたし,臨床上問題となる.
2)肝硬変には,性ホルモンの異常に基づく女性化乳房・男性性腺機能低下がしばしばみられる.
3)肝硬変には耐糖能異常が極めて高頻度に合併する.多くの場合にはインスリン分泌能は比較的保たれ,インスリン抵抗性がその主たる機序と思われるが,薬物治療が必要な場合にはインスリン投与を原則とする.
1)特に非代償性肝硬変の病態においては,二次性アルドステロン症に基づくナトリウムおよび水分の貯留や,電解質異常をきたし,臨床上問題となる.
2)肝硬変には,性ホルモンの異常に基づく女性化乳房・男性性腺機能低下がしばしばみられる.
3)肝硬変には耐糖能異常が極めて高頻度に合併する.多くの場合にはインスリン分泌能は比較的保たれ,インスリン抵抗性がその主たる機序と思われるが,薬物治療が必要な場合にはインスリン投与を原則とする.
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