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今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝細胞癌の発生と早期診断
肝細胞癌の早期発見と画像診断
著者: 江原正明1 吉川正治1 杉浦信之1 大藤正雄1
所属機関: 1千葉大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1626 - P.1629
文献購入ページに移動1)肝細胞癌の早期発見の画像診断としては超音波検査が最適である.
2)肝細胞癌の早期診断のためには慢性肝障害者に対し3ヵ月ごとに定期的超音波検査を行うことが重要である.
3)肝細胞癌の画像診断による確定診断は腫瘍径1.0〜1.5cmでは50%,1.6〜2cmでは68%に可能であった.
4)腫瘍径2cm以下の肝細胞癌の確定診断には,映像下穿刺による組織生検が必要である.
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