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文献詳細

雑誌文献

medicina29巻9号

1992年09月発行

文献概要

今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝細胞癌の治療はどこまで可能か

肝細胞癌に対する経皮的エタノール注入療法

著者: 三木亮1 北和彦2

所属機関: 1国立横浜東病院 2国立横浜東病院・消化器科

ページ範囲:P.1646 - P.1649

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ポイント
1)超音波穿刺術の改良と,エタノールの迅速な蛋白凝固作用を利用し,わが国で開発された肝細胞癌の治療法1)である.
2)外科的切除など他の治療法と比較して侵襲も少なく,良好な予後が得られ,小肝細胞癌に対して第一に選択すべき治療法といえる.
3)TAEなど他の治療法との併用により,適応の拡大が期待できるなど,肝細胞癌の治療体系に重要な役割を果たすものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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