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今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝細胞癌の治療はどこまで可能か
肝細胞癌の免疫療法(CTL療法)
著者: 藤本重義1
所属機関: 1高知医科大学・免疫学
ページ範囲:P.1656 - P.1659
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1)CTL療法は,担癌患者自身の末梢リンパ球に,癌細胞を特異的に認識して破壊するcytotoxic T lymphocytes(CTL)をin vitroで活性化し,元の患者に戻すことを繰り返し行うことによって腫瘍を退縮させる治療法である.
2)肝細胞癌症例においてもCTL療法が有効であり,この療法は患者のQOLを重視した優れた治療法として開発されつつある.
1)CTL療法は,担癌患者自身の末梢リンパ球に,癌細胞を特異的に認識して破壊するcytotoxic T lymphocytes(CTL)をin vitroで活性化し,元の患者に戻すことを繰り返し行うことによって腫瘍を退縮させる治療法である.
2)肝細胞癌症例においてもCTL療法が有効であり,この療法は患者のQOLを重視した優れた治療法として開発されつつある.
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