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文献概要
今月の主題 肝硬変から肝細胞癌へ—臨床医の正しい診療のために 肝細胞癌の治療はどこまで可能か
肝細胞癌の合併症とその緊急治療
著者: 六倉俊哉1
所属機関: 1茅ケ崎徳洲会総合病院・内科
ページ範囲:P.1670 - P.1672
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1)肝癌の腹腔内破裂には緊急血管造影および肝動脈塞栓術が有用.
2)食道静脈瘤破裂は,内視鏡的硬化療法にて治療する.肝動脈塞栓術で動脈-門脈短絡を遮断することにより,門脈圧を下げることができる.
3)骨転移には放射線治療が有効.特に,脊髄圧迫症状が生じた場合には緊急治療を要する.
1)肝癌の腹腔内破裂には緊急血管造影および肝動脈塞栓術が有用.
2)食道静脈瘤破裂は,内視鏡的硬化療法にて治療する.肝動脈塞栓術で動脈-門脈短絡を遮断することにより,門脈圧を下げることができる.
3)骨転移には放射線治療が有効.特に,脊髄圧迫症状が生じた場合には緊急治療を要する.
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