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文献概要
わが国においても,リハビリテーションの重要性が広く認識されるようになつたが,その体系ははなはだ不満足なものである。なかでも,身体障害を残す疾患を急性期ないし発病初期に治療する使命をもつている綜合病院にリハビリテーション設備を欠くものの多いことは,場合によつてはとりかえしのつかぬ結果をまねくものである。東京大学付属病院リハビリテーション・センターは,病院の規模と比較すればまことにささやかなものであるが,中央施設の一部として各科にサービスを提供し,綜合病院内の施設のよいモデルである。
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