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コクサッキーウイルス感染症
著者: 中尾亨1
所属機関: 1札幌医大・小児科
ページ範囲:P.1716 - P.1717
文献購入ページに移動 コクサキーウイルスはエンテロウイルスの一つで現在まで表1のごとき疾患を起こすことが知られており,多彩な臨床像を示すわけである。哺乳マウスに起こす病変によつてA群,B群に分けられ,A群には24型,B群には6型あることが知られている。このうち重要な疾患はヘルプアンギーナ(夏かぜを含む)無菌性髄膜炎,発疹症,流行性筋痛,心筋炎,心嚢炎などである。
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