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国際破傷風会議に出席して
著者: 海老沢功1
所属機関: 1東大伝研・内科
ページ範囲:P.1727 - P.1727
文献購入ページに移動 1966年7月15日から4日間スイスの首都ベルンで国際破傷風会議がW. H. O. とスイス学術会議の主催で開かれた。会員は東欧(ソ連,ユーゴスラビア,チェコスロバキア),西欧(スイス,フランス,デンマーク,スエーデン,英国,その他),アメリカ,カナダ,ブラジル,アフリカ諸国,日本などほとんど全世界の著名な研究者で約80人ぐらいであつた。ベルンの市立病院Tiefenauspitalの外科部長PD Dr. L. Eckmann(破傷風に関する著書あり)が原動力となつてはたらき同病院内で開催された。
会議のテーマはつぎの6項目である。破傷風の疫学,細菌学,発生病理,免疫学,予防治療。この間数回にわたつて全世界の医師の手本となるような「破傷風の予防指針」の草稿を一言一句まで討論した。本会議の内容は後日Hans Huberにより単行本として発行される予定である。
会議のテーマはつぎの6項目である。破傷風の疫学,細菌学,発生病理,免疫学,予防治療。この間数回にわたつて全世界の医師の手本となるような「破傷風の予防指針」の草稿を一言一句まで討論した。本会議の内容は後日Hans Huberにより単行本として発行される予定である。
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