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治療のポイント
リウマチ熱
著者: 寺脇保1
所属機関: 1鹿大小児科
ページ範囲:P.210 - P.211
文献購入ページに移動Jonesの診断基準
リウマチ熱は,発熱,関節炎症状,心炎を主徴として,幼児期後半から学童期に多い疾患である。しかしその本態はまだ十分解明されていないのみならず,その呈する症状が多彩であるため,リウマチ熱の診断にはきめてがないが,臨床症状の組み合わせによるJonesの改訂診断基準が一般に用いられている。
治療の眼目は,病原としての溶連菌撲滅に対する化学抗生物質療法とリウマチ性反応の治療としてのサリチル酸剤,ピラツォロン系製剤,副腎皮質ホルモン剤などを臨機応変に用いることである。
リウマチ熱は,発熱,関節炎症状,心炎を主徴として,幼児期後半から学童期に多い疾患である。しかしその本態はまだ十分解明されていないのみならず,その呈する症状が多彩であるため,リウマチ熱の診断にはきめてがないが,臨床症状の組み合わせによるJonesの改訂診断基準が一般に用いられている。
治療の眼目は,病原としての溶連菌撲滅に対する化学抗生物質療法とリウマチ性反応の治療としてのサリチル酸剤,ピラツォロン系製剤,副腎皮質ホルモン剤などを臨機応変に用いることである。
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