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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻2号

1966年02月発行

文献概要

この症例をどう診断する?・7

討議

著者: 田崎義昭1 和田敬2 金上晴夫3 梅田博道4

所属機関: 1東邦大内科 2久留米大内科 3国立がんセンター呼吸器科 4東京医歯大内科

ページ範囲:P.282 - P.287

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せき,たん,喘息様発作
 田崎 肺炎がなおつたあと呼吸困難があつて,喘鳴がある。せき,たんも多いということですね。とにかくこれは冬に悪くなつて,数年来つづいているんだから,一応基礎疾患としては,慢性の気管支炎があるんじやないかと思うんです。ただ,慢性気管支炎だけれども,発作性の呼吸困難が主訴なんだから,とにかく喘息様になつているんだろうと思うのです。そうすると,子どもではよく喘息性気管支炎というけど,おとなの場合でも慢性気管支炎の一つのタイプとして,やはりあつてもいいんじやないかと思うのですが,いかがでしよう。
 和田 隅田川の近くというのも変だね。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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