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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻4号

1966年04月発行

今月の主題

扁桃感染と小児の内科的疾患

著者: 永松一明1

所属機関: 1東京逓信病院・小児科

ページ範囲:P.498 - P.501

文献概要

上気道感染のおよぼす影響
 種々の慢性疾患が上気道感染によって悪影響をこうむることは日常しばしば経験することであるけれども,扁桃感染によつて発症する内科的疾患は意外に少なく,現在明らかなものは溶連菌による急性腎炎,リウマチ熱の二つである。最近リウマチ熱は減少の傾向をみせているが,急性腎炎は相変わらず多く,冬期の小児病棟の多くを占めている病気である。溶連菌感染に続発するおもな疾患,猩紅熱,急性腎炎およびリウマチ熱について述べてみようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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