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起立性調節障害
著者: 大国真彦1
所属機関: 1日大小児科
ページ範囲:P.519 - P.520
文献購入ページに移動起立性調節障害はそのドイツ名Orthostatische Dysregulationの頭文字をとってO. D. と略称される。本症は小学校高学年から中学生にもつとも多く発症し,前思春期より思春期にかけての身体発育と循環器系の発育,あるいは内分泌系の変調などがこのような症状をきたすものと考えられる。
O. D. は比較的多いもので,学童の約3%以上にみられ,一般に5月ごろより夏にかけて症状が悪化することが多い。
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