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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻5号

1966年05月発行

治療のポイント

じんま疹のくすり

著者: 野口義圀1

所属機関: 1横浜市立大皮膚科

ページ範囲:P.666 - P.667

文献概要

 じんま疹という言葉が,あまりにもポピュラーになつてしまったためか,案外誤診されている場合が少なくない。じんま疹は一過性の限局性浮腫で,ふつう掻痒と発赤とを伴うが,おおむね数時間であとかたなく消失する。
 原因によつて食餌性,圧迫性,温度性(温熱または寒冷),日光性じんま疹などとよばれることもあるが,かならずしも,因果関係は明らかではない。このほか人工じんま疹(隆起性皮膚描記症)とよばれるものもあり,多くは経過の長短によつて急性および慢性の2型に分ける。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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