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痛みのシリーズ・7
骨格筋の痛み
著者: 清原迪夫1
所属機関: 1東大麻酔科
ページ範囲:P.716 - P.717
文献購入ページに移動 骨格筋の痛みは,こむらがえり,強い圧迫,テタヌス,ストリキニン中毒などのような物理的な刺激と,血流を止めたときに筋収縮を行なわせた場合,筋壊死を伴うような状態の,化学的刺激とから起こる。ことに後者のような,化学的因子で起こる痛みは日常臨床でたいせつである。
ここでは,一般的に痛みを起こす化学物質の投与によつて起こる痛みはべつとして,生体のなかに起こる現象を中心にして述べてみる。
ここでは,一般的に痛みを起こす化学物質の投与によつて起こる痛みはべつとして,生体のなかに起こる現象を中心にして述べてみる。
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