icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina3巻6号

1966年06月発行

症例

レ線像から先天性心疾患をみわける(II)

著者: 高尾篤良1

所属機関: 1東京女子医大心研

ページ範囲:P.877 - P.881

文献概要

読みかたの基本(つづき)
左心房
 正面像では左房は時に左心耳の一部が少し左心縁を形成する以外は心縁を形成しない。しかし,左房が拡大するにつれ,後ろ右方へ膨隆し,軽度の場合には,右心縁中央部の重複陰影(図1)としてのみみられることがある。左心耳は少し出た程度である。さらに左房が拡大すると,右方へも左方へも心縁をこえてひろがる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら