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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻6号

1966年06月発行

文献概要

文献抄録

"薬で学習と記憶が強化できるかもしれない"—JAMA (Jan 3) 1966, Medical News

著者: 浦田卓

所属機関:

ページ範囲:P.889 - P.889

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はじめに:
 学習learningと記憶memoryは生物すべてに通じて存在する現象である。進化の階段をのぼるにつれて,学習と記憶のはたらきも強化される。
 皮質のある個所に電気刺激を加えると,突如として患者の意識のなかに過去の事件のじつに生々しい回想がうかびあがるという,きわめて劇的な事実にぶつかつたのは,たしかPenfieldであつたと思う。記憶の反応が得られるのは,脳の左右の下部,つまり側頭葉に刺激電流を深く刺入したときにかぎるのである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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