文献詳細
文献概要
統計
主要疾患の退院患者数と退院の理由
著者: 菅沼達治1
所属機関: 1厚生省統計調査部
ページ範囲:P.963 - P.963
文献購入ページに移動 前号と同じ患者調査の結果から,全国より1/10抽出した病院の退院患者数と退院の理由が,この10年の間にどのように変化したかをみてみましよう。
昭和39年6月1カ月間の退院患者は,虫垂炎がもつとも多く,結核,胃・十二指腸潰瘍などがこれにつづいています。退院患者の増加は10年前と比べますと,全疾患では1.8倍となっていますが,5倍以上のいちじるしい増加をみせているのは,糖尿病,骨折のない頭部損傷,脳卒中,高血圧症などであります。一方,結核,伝染病はいずれも10年前の6割程度に減少しています。
昭和39年6月1カ月間の退院患者は,虫垂炎がもつとも多く,結核,胃・十二指腸潰瘍などがこれにつづいています。退院患者の増加は10年前と比べますと,全疾患では1.8倍となっていますが,5倍以上のいちじるしい増加をみせているのは,糖尿病,骨折のない頭部損傷,脳卒中,高血圧症などであります。一方,結核,伝染病はいずれも10年前の6割程度に減少しています。
掲載誌情報