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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻7号

1966年07月発行

文献概要

治療のポイント

腎盂腎炎

著者: 大野丞二1

所属機関: 1順大第二内科

ページ範囲:P.978 - P.979

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急性腎盂腎炎
 発熱,腰部痛,白血球増多症などとともに顕著な尿所見を呈するので,診断は比較的容易であるが,外見上の治癒にあまんじてその後の観察を怠ると慢性腎盂腎炎に移行する危険を伴うこと,および急性腎盂腎炎と思つていたものがじつは慢性腎盂腎炎の急性増悪によることがあるので注意が肝要である。
 治療の要点は合理的な化学療法により数日間で自覚症状,病的尿所見が去つてもただちに化学療法を中止せず,約4週間にわたり有効な抗生剤投与をつづけることが必要である。また治療終了後は3カ月に一度ずつ1年間は尿所見を細菌学的にも追究し,かつ腎機能をもチェックして慢性化を防止する必要がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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