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一院長の願い
著者: 石原直1
所属機関: 1鳥栖鉄道病院
ページ範囲:P.995 - P.995
文献購入ページに移動 私は国鉄の病院に終戦後まもなく就職したが当時は外地からの復員の軍医が多くてどこも就職難で医師があまつていたころである。
給料も当時はまことに低くて駅の助役くらいのものであつた。そのころの炭鉱の景気はまことにすばらしくて安サラリーに厭気をさした鉄道病院の医師が炭鉱病院につぎつぎと鞍替えをして去つて行つた。
給料も当時はまことに低くて駅の助役くらいのものであつた。そのころの炭鉱の景気はまことにすばらしくて安サラリーに厭気をさした鉄道病院の医師が炭鉱病院につぎつぎと鞍替えをして去つて行つた。
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