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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻7号

1966年07月発行

文献概要

基礎医学

免疫グロブリン—臨床に必要な基礎的知識

著者: 高月清1

所属機関: 1京大・第一内科

ページ範囲:P.1021 - P.1025

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 生体はいろいろな仕組みで病原体その他異物の侵入を防いでいるが,重要な役割を演ずるものに免疫グロブリンがある。抗体が血清のγグロブリンに存在することは20年以上も前から認められていたが,現在では正常人血清の抗体成分にはγG,γA,γD,γMの種類が区別され,これらの循環抗体を総括して免疫グロブリンとよぶ。もちろん正常人の免疫グロブリンの全分子が抗体としての活性をもつているか否かについては疑問がある。研究の手段として免疫電気泳動法がよくもちいられるが,本誌2巻11号(昭和40年11月)に解説したから参照されたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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