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顕症梅毒
著者: 岡本昭二1
所属機関: 1千葉大皮膚科
ページ範囲:P.1078 - P.1079
文献購入ページに移動 第二次大戦後激しい流行をした梅毒も,ペニシリンの普及により一時火の消えたようになつていた.しかし,昭和37〜8年頃より新しい顕症梅毒の流行が報じられるようになり,初期には九州と関西地方に発生していたが,現在では全国各地でその発生が報じられている.昨年金沢における日本皮膚科学会のシンポジウムにも、"顕症梅毒"がとりあげられたが、最近経験した患者を中心として簡単な説明を行なつてみる.
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