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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻8号

1966年08月発行

印象に残った本

心を静め,道をひらく—富永半次郎著—「釈迦仏陀本紀」

著者: 加瀬正夫1

所属機関: 1関東逓信病院内科

ページ範囲:P.1140 - P.1141

文献概要

 印象に残つた本といえば私が読んだ大多数の本は印象に残つており,ことに医学書については印象に残らなければ仕事にならない。したがつてそのなかからどれか一つ二つあげなさいといわれてもとまどうのである。それは逆にいえばきわめて強烈な印象を受けたものがないからであつて,多くは医師としての日常の仕事に役だつという意味において印象に残つたというのにすぎない。他方医学書以外にも読んだ若干の文芸書はあり,いずれもなんらかの感銘を与えられたが,私が生涯忘れることができず,今後も何度も読みなおしたいし,読まなければならない本が一つある。それは富永半次郎著「釈迦仏陀本紀」ならびに余論である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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