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テキサスとメリーランドでそれぞれ独立して行なわれた2つの研究の結果,γ-グロブリンは,血清肝炎に対する予防剤としては,無効なことが判明した。
テキサスの研究では,γ-グロブリンの注射を受けた患者は1,703名あつたが,この群における血清肝炎の発生率は,注射を受けなかつた患者3,310名におけるそれを,やや下まわりはしたものの,両群のあいだには有意の差がなかつた。
テキサスの研究では,γ-グロブリンの注射を受けた患者は1,703名あつたが,この群における血清肝炎の発生率は,注射を受けなかつた患者3,310名におけるそれを,やや下まわりはしたものの,両群のあいだには有意の差がなかつた。
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