文献詳細
文献概要
診断のポイント
てんかんの小発作
著者: 水野隆1
所属機関: 1東北大・小児科
ページ範囲:P.1278 - P.1280
文献購入ページに移動はじめに
小発作てんかんは小児の方がはるかに成人より多いといわれている。しかしながら,てんかん全体からみると,その発生率は比較にならぬほど少ないことも事実である。このことは大発作てんかんに比較して小発作の臨床像が地味なことともあいまつて,日常の臨床上でとかく小発作てんかんが見逃がされやすい原因となつている。
小発作てんかんの分類:小児科領域としてはつぎのように分類するのが便利である。1)点頭てんかん(infantile spasms),2)失立発作(akinetic jerk),3)アブサンス(absence),4)ミオクロヌスエピレプシー(myoclonus epilepsy)。
小発作てんかんは小児の方がはるかに成人より多いといわれている。しかしながら,てんかん全体からみると,その発生率は比較にならぬほど少ないことも事実である。このことは大発作てんかんに比較して小発作の臨床像が地味なことともあいまつて,日常の臨床上でとかく小発作てんかんが見逃がされやすい原因となつている。
小発作てんかんの分類:小児科領域としてはつぎのように分類するのが便利である。1)点頭てんかん(infantile spasms),2)失立発作(akinetic jerk),3)アブサンス(absence),4)ミオクロヌスエピレプシー(myoclonus epilepsy)。
掲載誌情報