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文献詳細

雑誌文献

medicina3巻9号

1966年09月発行

文献概要

診断のポイント

てんかんの小発作

著者: 水野隆1

所属機関: 1東北大・小児科

ページ範囲:P.1278 - P.1280

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はじめに
 小発作てんかんは小児の方がはるかに成人より多いといわれている。しかしながら,てんかん全体からみると,その発生率は比較にならぬほど少ないことも事実である。このことは大発作てんかんに比較して小発作の臨床像が地味なことともあいまつて,日常の臨床上でとかく小発作てんかんが見逃がされやすい原因となつている。
 小発作てんかんの分類:小児科領域としてはつぎのように分類するのが便利である。1)点頭てんかん(infantile spasms),2)失立発作(akinetic jerk),3)アブサンス(absence),4)ミオクロヌスエピレプシー(myoclonus epilepsy)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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