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文献概要
今月の主題 出血傾向の臨床 Introduction
線溶系のしくみ
著者: 斎藤英彦1
所属機関: 1名古屋大学医学部第1内科
ページ範囲:P.16 - P.18
文献購入ページに移動●線溶は凝固の結果生じた線維素(フィブリン)を溶解するのみならず,組織修複,血管新生,排卵などにも関与する.
●フィブリン形成後にはじめて線溶が始動する.
●線溶系は2種類のインヒビター(α2PI,PAI)により制御を受けている.
●血管内皮細胞はt-PA,u-PA,PAI-1を産生・分泌する.
●血管内皮細胞は,プラスミノゲン,t-PA,u-PAのリセプターを持つことによっても線溶系に大きな役割を果たす.
●フィブリン形成後にはじめて線溶が始動する.
●線溶系は2種類のインヒビター(α2PI,PAI)により制御を受けている.
●血管内皮細胞はt-PA,u-PA,PAI-1を産生・分泌する.
●血管内皮細胞は,プラスミノゲン,t-PA,u-PAのリセプターを持つことによっても線溶系に大きな役割を果たす.
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