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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻1号

1993年01月発行

文献概要

今月の主題 出血傾向の臨床 Introduction

出血傾向にはどのような検査を行うか

著者: 安藤泰彦1

所属機関: 1東海大学医学部臨床病理学

ページ範囲:P.26 - P.30

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●出血性疾患の診断は,スクリーニング検査によって見当をつけ,精密検査で診断に至る.
●出血時間の延長は,血小板の量(血小板数)または質(血小板機能)の異常による.
●血小板減少症の診断には,骨髄巨核球数が重要な手がかりを与える.
●血小板機能異常症は血小板凝集能検査でスクリーニングを行い生化学的特殊検査で診断する.
●凝固因子異常症はAPTT,PTによって見当をつけ,因子の測定を行う.
●ループスアンチコアグラントでは,出血傾向はみられず,血栓傾向,習慣性流産の頻度が高い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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