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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻1号

1993年01月発行

文献概要

今月の主題 出血傾向の臨床 凝固異常による出血傾向

ワーファリン使用と出血

著者: 佐野雅之1 早野元信23

所属機関: 1佐賀医科大学輸血部 2佐賀医科大学循環器内科 3現長崎大学医学部第3内科

ページ範囲:P.57 - P.59

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●ワーファリンはビタミンK依存性凝固因子の産生を阻害し,凝固障害を引き起こすので,使用中は常に出血の危険がある.
●ワーファリン投与中の抗血小板剤,解熱鎮痛剤,セフェム系抗生物質の併用には,特別な注意を要する.
●出血時は投与を中止し,ビタミンKを補充する.
●コントロールの基準はプロトロンビン時間だが,国際的な標準となるINRに換算すると,施設間での比較が容易である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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