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文献概要
今月の主題 出血傾向の臨床 出血傾向のある患者への実際的対応
口腔外科的治療
著者: 宇野雅史1
所属機関: 1京都府立医科大学第2内科
ページ範囲:P.110 - P.112
文献購入ページに移動●出血傾向のある患者に対する口腔外科的治療には,内科と口腔外科医の綿密な治療連携が必要.
●出血性素因の把握には,種々の凝血学的指標に加えて出血性素因の家族歴,既往歴,薬剤服用歴などの詳細な病歴採取が必要.
●血小板減少症例には,原疾患の治療により十分な血小板数増加が期待できない場合,血小板輸血にて,血小板の補充を行う.
●血友病重症例には,補充療法を併用する.
●抗凝固療法施行症例には,術前3〜6日前に中止か減量を考えるが,凝固亢進状態の顕著な症例には,ヘパリンによる抗凝固療法も考慮する.
●出血性素因の把握には,種々の凝血学的指標に加えて出血性素因の家族歴,既往歴,薬剤服用歴などの詳細な病歴採取が必要.
●血小板減少症例には,原疾患の治療により十分な血小板数増加が期待できない場合,血小板輸血にて,血小板の補充を行う.
●血友病重症例には,補充療法を併用する.
●抗凝固療法施行症例には,術前3〜6日前に中止か減量を考えるが,凝固亢進状態の顕著な症例には,ヘパリンによる抗凝固療法も考慮する.
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