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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻1号

1993年01月発行

文献概要

Oncology Rround・25

画像診断で腫瘍の局在診断に苦慮した十二指腸乳頭部癌の1例

著者: 高木省治郎1 藤原俊文2 山田茂樹2 山中恒夫1 宮田道夫2 片山勲3

所属機関: 1自治医科大学大宮医療センター・総合医学I 2自治医科大学大宮医療センター・総合医学II 3埼玉医科大学・第1病理

ページ範囲:P.145 - P.148

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 近年,人間ドックや外来における検診で,悪性腫瘍のスクリーニングとしてCEAやCA 19-9などの腫瘍マーカーが用いられており,その上昇は何らかの腫瘍の存在を示唆することが多い.また,その精査において腹部超音波,腹部CT検査などの画像診断が,腫瘍の診断や局在について多くの情報を提供してくれる.そのため癌の早期診断や根治治療率が向上してきていることはよく知られている.しかし時としてこれらの検査にもかかわらず,診断に苦慮する症例に遭遇する.今回はそのような一例を紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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