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増刊号 これだけは知っておきたいX線写真読影のポイント 骨・軟部組織のX線写真の読み方
骨・関節の単純X線解剖
著者: 古寺研一1
所属機関: 1東京都済生会中央病院放射線科
ページ範囲:P.452 - P.455
文献購入ページに移動長管骨(図1)
長管骨は,骨端(epiphysis),骨幹端(metaphy-sis),骨幹(diaphysis)に区分される.骨端と骨幹端の間の横走する透亮帯は骨端線と呼ばれ,骨の長軸方向の成長に関係する重要な部分であり,小児でははっきり認められるが,成人(骨端線閉鎖後)では透亮帯は見られなくなる.
骨端線の骨幹端側には,予備石灰化層と呼ばれる白線が見られるが,骨端線の軟骨に石灰化が起こる場所である,
長管骨は,骨端(epiphysis),骨幹端(metaphy-sis),骨幹(diaphysis)に区分される.骨端と骨幹端の間の横走する透亮帯は骨端線と呼ばれ,骨の長軸方向の成長に関係する重要な部分であり,小児でははっきり認められるが,成人(骨端線閉鎖後)では透亮帯は見られなくなる.
骨端線の骨幹端側には,予備石灰化層と呼ばれる白線が見られるが,骨端線の軟骨に石灰化が起こる場所である,
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