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今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 Editorial
膠原病の概念,範囲と診断,研究の動向
著者: 伊藤幸治1
所属機関: 1東京大学医学部物療内科
ページ範囲:P.1816 - P.1820
文献購入ページに移動●膠原病は結合組織のフィブリノイド変性を特徴とする疾患群で,RA,SLE,PSS,PM/DM,PNを代表的疾患とし,その他に膠原病類縁疾患も含んでいる.
●膠原病は多臓器に変化を生じ,再燃と寛解を繰り返す慢性疾患で心肺障害例は予後がよくない.
●膠原病の多くに自己抗体が検出されるが,真の原因は不明である.
●DMARDおよびステロイドが有効であるが,免疫抑制薬,免疫調節薬を必要とする例は少なくない.
●原因解明,治療の開発に免疫学,ウイルス学,分子生物学,分子遺伝学の手法が用いられている.
●膠原病は多臓器に変化を生じ,再燃と寛解を繰り返す慢性疾患で心肺障害例は予後がよくない.
●膠原病の多くに自己抗体が検出されるが,真の原因は不明である.
●DMARDおよびステロイドが有効であるが,免疫抑制薬,免疫調節薬を必要とする例は少なくない.
●原因解明,治療の開発に免疫学,ウイルス学,分子生物学,分子遺伝学の手法が用いられている.
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