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文献概要
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 膠原病理解のための臨床免疫学
免疫担当細胞
著者: 尾崎承一1
所属機関: 1京都大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1825 - P.1827
文献購入ページに移動●免疫系の役割は非自己の識別と排除である.
●非自己の識別は抗原レセプターを有するB細胞とT細胞が担当するが,T細胞による抗原認識には抗原提示細胞が必要である.
●非自己の排除にはNK細胞,顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球),肥満細胞,細網内皮系および一部のT細胞が関与する.
●αβT細胞にはCD4陽性のヘルパーT細胞とCD8陽性のキラーT細胞があり,γδT細胞の多くはCD4-CD8-である.
●免疫担当細胞の起源は骨髄幹細胞であり,B細胞は骨髄で,T細胞は胸腺で分化する.
●非自己の識別は抗原レセプターを有するB細胞とT細胞が担当するが,T細胞による抗原認識には抗原提示細胞が必要である.
●非自己の排除にはNK細胞,顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球),肥満細胞,細網内皮系および一部のT細胞が関与する.
●αβT細胞にはCD4陽性のヘルパーT細胞とCD8陽性のキラーT細胞があり,γδT細胞の多くはCD4-CD8-である.
●免疫担当細胞の起源は骨髄幹細胞であり,B細胞は骨髄で,T細胞は胸腺で分化する.
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