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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻11号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 膠原病理解のための臨床免疫学

サイトカイン

著者: 熊谷俊一12 森信暁雄2 大田博之2

所属機関: 1京都大学医療技術短期大学部 2京都大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1828 - P.1830

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●サイトカインは,その作用から,血球の分化や増殖に働くものと炎症に働くものとに分類される.
●免疫系はサイトカインとそのレセプターを仲介に,血液系や上皮系の細胞などを巻き込み,一大ネットワークを形成している.
●多くの膠原病は免疫異常を基礎とした炎症と組織傷害を伴っており,膠原病の病態はサイトカインネットワークの歪みとしても捉えられる.
●サイトカイン研究は,膠原病の病因・病態の解明のみならず,臨床的には診断や治療への応用へとつながりつつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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