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文献概要
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 膠原病理解のための臨床免疫学
抗核抗体
著者: 秋月正史1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.1834 - P.1837
文献購入ページに移動●抗核抗体の研究は,膠原病を全身性自己免疫疾患と確立させた.
●抗核抗体の測定は,膠原病の診断,予後を推定した治療法の選択,さらに治療効果の評価など臨床的に大切である.
●抗核抗体の対応抗原の研究は,細胞内の高分子物質の同定や機能の解析など基礎生物学的にも大きな成果を生んだ.
●細胞質成分に対する自己抗体も抗核抗体と同様な臨床的意義が確認されつつある.
●これら自己抗体の研究は,膠原病の病因追求さらに特異的な治療法への発展が期待される.
●抗核抗体の測定は,膠原病の診断,予後を推定した治療法の選択,さらに治療効果の評価など臨床的に大切である.
●抗核抗体の対応抗原の研究は,細胞内の高分子物質の同定や機能の解析など基礎生物学的にも大きな成果を生んだ.
●細胞質成分に対する自己抗体も抗核抗体と同様な臨床的意義が確認されつつある.
●これら自己抗体の研究は,膠原病の病因追求さらに特異的な治療法への発展が期待される.
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