icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina30巻11号

1993年10月発行

今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法

膠原病理解のための臨床免疫学

膠原病とウイルス

著者: 西岡久寿樹1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.1844 - P.1846

文献概要

●自己免疫疾患の成因として,近年レトロウイルスを中心としたウイルスの役割が注目を集めてきている.
●特定のウイルスがいわゆる膠原病に関与していることを明らかにするには,これまでの血清疫学的な手法では困難な点が多い.
●まず,①ウイルス遺伝子の病巣局所での存在,②ウイルス遺伝子の発現,③宿主細胞の生物活性の変異,の3つの点が重要なポイントになると考えられる.
●幾つかのウイルスの膠原病の成因について解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら