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文献概要
今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 膠原病の診断法と活動性の評価
慢性関節リウマチ
著者: 神宮政男1
所属機関: 1九州大学生体防御医学研究所臨床免疫学部門
ページ範囲:P.1858 - P.1862
文献購入ページに移動●RAの診断には1958年診断基準が汎用されるが,1987年改訂診断基準も利用されつつある.
●RAの活動性評価および治療評価には,血沈・握力・関節点数などの他,これらを組み合わせたランズバリー活動指数が汎用される.
●測定法がキット化されている,C3bi,C4d,C5a,TIMP-1,IgGRF,可溶性IL-2レセプター,IL-6なども活動性評価に応用されつつある.
●RAの診断および活動性評価項目として,特異的な臨床症状または検査項目はない.
●Stage II以上の関節X線変化はRAの診断上比較的特異的である.
●RAの活動性評価および治療評価には,血沈・握力・関節点数などの他,これらを組み合わせたランズバリー活動指数が汎用される.
●測定法がキット化されている,C3bi,C4d,C5a,TIMP-1,IgGRF,可溶性IL-2レセプター,IL-6なども活動性評価に応用されつつある.
●RAの診断および活動性評価項目として,特異的な臨床症状または検査項目はない.
●Stage II以上の関節X線変化はRAの診断上比較的特異的である.
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