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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻11号

1993年10月発行

今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法

膠原病の診断法と活動性の評価

Overlap症候群と混合性結合組織病

著者: 海瀬俊治1 西間木友衛1

所属機関: 1福島県立医科大学第2内科

ページ範囲:P.1881 - P.1883

文献概要

●MCTDは,SLE,PSS,PM/DMなどにみられる症状や所見が混在し,血清中に抗nRNP(U1-RNP)抗体が認められる疾患である.
●MCTDの予後に最も影響する因子は肺高血圧症である.早期診断のために,MCTD肺高血圧症診断の手引きが有用である.
●Overlap症候群は確実膠原病+確実膠原病の完全重複例で,単独膠原病に比べ血管炎症状が出やすく,予後もあまりよくない.
●PSS-PM重複症候群に抗Ku抗体や抗PM-Scl抗体が特徴的である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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