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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻11号

1993年10月発行

今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法

膠原病の診断法と活動性の評価

Behçet病

著者: 嶋良仁1 吉崎和幸

所属機関: 1大阪大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1884 - P.1886

文献概要

●Behçet病は口腔のアフタ性潰瘍,皮膚症状,眼症状と外陰部潰瘍を主症状とする慢性の全身性疾患である.
●厚生省の難病特定疾患に指定されており,昭和63年統計で公費医療費受給を受けた患者は11,103人,主に東日本に多い.
●世界的には,地中海沿岸,中近東,本邦に多くシルクロード病と称される.
●本症が重要である点は,依然として後天性失明の重要な原因であることと,遺伝的素因が指摘されているにもかかわらず戦後患者数の爆発的増加をみた点にある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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