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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻11号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 膠原病の治療法とフォローアップ

Behçet病

著者: 永渕裕子1 鈴木登1 坂根剛1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.1916 - P.1918

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●Behçet病は治療の対象になる病態の重症度により治療法を選択する必要がある.
●日常生活に影響が少なく,眼病変のない症例には局所療法が主体となる.
●前眼部型眼病変には眼局所療法で,重症の眼底型眼病変には眼局所療法に加えてコルヒチン,さらには病態に応じて免疫抑制薬やシクロスポリン,FK506の全身投与を考慮する.
●神経型,腸管型Behçet病にはステロイドの大量投与が必要になることが多い.
●Behçet病の症状は多彩なため,他科と密な連絡をとることが大切である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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