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今月の主題 膠原病—診断へのアプローチと最新の治療法 全身系統的疾患としての膠原病:鑑別のキーポイント
膠原病の神経病変
著者: 広畑俊成1
所属機関: 1帝京大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1946 - P.1948
文献購入ページに移動●日常臨床上では,CNSループスとsteroid psychosisおよび神経Behçet症候群と多発性硬化症の鑑別が問題となることが多い.
●鑑別診断に当たって,髄液検査(CSF Ig index・髄液中のサイトカイン)が有用である.
●髄液IL-6は,CNSループスおよび神経Behçet症候群の中枢神経病変の活動性を示し,治療効果の判定にも有用である.
●髄液IFN-αは精神症状を示すSLEで特異的上昇を示し,診断価値がある.
●鑑別診断に当たって,髄液検査(CSF Ig index・髄液中のサイトカイン)が有用である.
●髄液IL-6は,CNSループスおよび神経Behçet症候群の中枢神経病変の活動性を示し,治療効果の判定にも有用である.
●髄液IFN-αは精神症状を示すSLEで特異的上昇を示し,診断価値がある.
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