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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 閉塞性肺疾患の病態生理

気道感染の成立と持続

著者: 武田博明1

所属機関: 1杏林大学医学部第1内科

ページ範囲:P.2073 - P.2075

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●感染の成立は,病原微生物の標的臓器への付着がfirst stepとなる.
●感染の持続には,菌がglycocalyxを産生し,これを介して凝集し,バイオフィルムを形成することが関与している.
●バイオフィルムは,生体防御系および適合抗菌剤に抵抗性を有し,結果的に菌は局所で生存し続ける.
●バイオフィルムより遊離した菌が,内因性感染性再燃を引き起こす.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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