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今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 閉塞性肺疾患の病態生理
ガス交換障害と呼吸不全
著者: 川城丈夫1 岡田泰昌2 山澤文裕3
所属機関: 1国立療養所東埼玉病院内科 2千葉大学医学部第2生理学 3丸紅東京本社診療所
ページ範囲:P.2083 - P.2085
文献購入ページに移動●低酸素血症の発生機序としてVA/Q不均等分布が著しいこと,および肺胞低換気の関与があげられる.急性増悪時にはこれら双方が増悪し,動脈血02分圧はさらに低下し,動脈血CO2分圧はさらに上昇する傾向が強い.
●発症後5年で50%の症例が呼吸不全になり,呼吸不全になってから5年目の生存率は約50%である.
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