文献詳細
今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療
閉塞性肺疾患の病態生理
文献概要
●肺性心の存在は,患者のQOLを低下させるばかりか予後不良因子である.
●肺性心発症の基礎病態は肺高血圧の存在である.
●慢性閉塞性肺疾患の肺高血圧発症機序として,低酸素性肺血管攣縮や肺血管構築の改変が重要な因子と考えられている.
●酸素療法は肺性心の進行を遅らせ,患者の予後を改善させる効果がある.
●肺性心への移行および急性増悪発症に注意を払い,診断,治療面での注意深い患者管理が必要である.
●肺性心発症の基礎病態は肺高血圧の存在である.
●慢性閉塞性肺疾患の肺高血圧発症機序として,低酸素性肺血管攣縮や肺血管構築の改変が重要な因子と考えられている.
●酸素療法は肺性心の進行を遅らせ,患者の予後を改善させる効果がある.
●肺性心への移行および急性増悪発症に注意を払い,診断,治療面での注意深い患者管理が必要である.
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