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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 診断のすすめ方

問診による鑑別のポイント

著者: 蝶名林直彦1 渡部則彦1 田中純太1

所属機関: 1聖路加国際病院呼吸器内科

ページ範囲:P.2092 - P.2094

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●慢性閉塞性肺疾患患者を対象にした問診にあたっては,限られた時間内で最大限の情報を得るため,各疾患に特有な症状の有無を積極的に聞き出す技術の習得が必要である.
●自覚症状として,咳・痰の発現時間,季節性,喘鳴の有無,喀痰の性状および呼吸困難の程度とその発症状況などの問診が必須となる.
●一方,生活習慣・既往歴では,喫煙本数/日×年(Brinkmann index),慢性副鼻腔炎の有無,アレルギー疾患の合併および小児期の肺炎の既往などが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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