文献詳細
文献概要
今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 診断のすすめ方
肺聴診と肺音(呼吸音)の特徴
著者: 米丸亮1 清川浩1
所属機関: 1東京医科大学第1内科
ページ範囲:P.2096 - P.2098
文献購入ページに移動●頸部の聴診は連続性ラ音,気道閉塞のスクリーニングに適している.深呼気位まで呼出させると,気道閉塞の早期発見に役立つ.
●肺気腫では肺胞呼吸音が減弱する.
●喘息では多様な連続性ラ音,高音性の連続性ラ音を聴取する.
●喘息重積発作で換気量が低下すると,呼吸音が減弱するので注意を要する.
●Monophonicな低音性連続音が反復して聴取される場合,中枢気道の器質的狭窄を疑う.
●閉塞性肺疾患で聴取される断続性ラ音は,coarse crackleである.
●肺気腫では肺胞呼吸音が減弱する.
●喘息では多様な連続性ラ音,高音性の連続性ラ音を聴取する.
●喘息重積発作で換気量が低下すると,呼吸音が減弱するので注意を要する.
●Monophonicな低音性連続音が反復して聴取される場合,中枢気道の器質的狭窄を疑う.
●閉塞性肺疾患で聴取される断続性ラ音は,coarse crackleである.
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