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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 診断のすすめ方

CTの有用性と鑑別診断

著者: 山岸雅彦1

所属機関: 1札幌医科大学第3内科

ページ範囲:P.2104 - P.2110

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●喘息を除くなら閉塞性肺疾患のほとんどは肺気腫である.
●肺気腫の重症度などの評価は,これまでは主に肺機能検査で行ってきたが,CT像を用いることで形態的な肺気腫の質的・量的診断が直接可能となった.
●その結果,これまで肺気腫とかCOPDとかで一括されてきた患者群も,実は多彩な形態変化をもった疾患群であることがわかってきた.
●こうした診断の進歩を整理し,臨床における病態解析,さらには治療に結びつけるのはこれからの課題である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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