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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療

治療の進歩

気管支喘息治療の最近の動向

著者: 中島幹夫1 大田健1

所属機関: 1帝京大学医学部第2内科

ページ範囲:P.2136 - P.2141

文献概要

●近年,気管支喘息は気道の慢性炎症性疾患であると認識されるようになった.
●患者の状態の客観的な評価の手段としてPEFや動脈血ガス分析(急性発作時)が用いられる.
●新しい治療の動向としては,抗炎症作用を持つ薬剤,特にBDPの積極的な投与,β2刺激薬のregular useに対する反省,テオフィリン薬の位置づけの再考慮などである.
●日本のガイドラインでは,テオフィリン薬を重要な治療薬として明確に位置づけている.
●ガイドラインはあくまで治療の参考となるもので,その画一化を図るものではない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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