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文献詳細

雑誌文献

medicina30巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 閉塞性肺疾患の診断と治療 治療の進歩

エリスロマイシン療法

著者: 杉山幸比古1

所属機関: 1自治医科大学呼吸器内科

ページ範囲:P.2145 - P.2147

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●エリスロマイシン(EM)の少量長期投与法は,びまん性汎細気管支炎(DPB)に著効を示す.
●1日400〜600 mgを半年〜数年間投与する.
●DPB患者では合併する慢性副鼻腔炎の諸症状にも効果を示す.●DPB以外でも慢性気道感染症や副鼻腔炎を伴った気管支喘息に対しても一定の効果がある.
●作用機序として抗菌作用以外の作用が考えられている.
●EMが副作用を示す例では,クラリスロマイシン,ロキシスロマイシンが用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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